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2013年9月7日土曜日

イスラム教の教えとハラル



こんにちは。
マレーシアテストマーケティングチームの麗子(市場調査担当)です。
今日は、イスラム教の教えとハラルについて、お話します。


イスラム教徒(ムスリム)は、世界人口の約1/4を占める約16億人と言われていますが、イスラム教には、ムスリムが消費する食品~行為などについて教えがあり、ムスリムはこの教えに則し生活しています。先日ムスリムの女性が身につけるトゥドゥンに触れましたが、トゥドゥンもこの教えに即したものです。

この教えの「許されるもの、行為」をハラル※1、
その逆のハラルではないもの「許されないもの、行為」をハラムまたはノンハラル※2と言います。

※1:Halal(アラビア語で「許可された」または「合法的」の意味)
※2:HalamまたはNon Halal(アラビア語で「禁止された」または「非合法的」の意味)


ムスリムにとって有害となる病原菌をもつ豚や犬、中毒性があるアルコールは、最もハラムとして禁じられています。

ムスリムが消費する食品として許されたものをハラル食品※3と言い、ムスリムが安心して飲食できるものとしてハラル認証機関で認可を受けたものには「ハラル認証マーク」を表示※4することができます。
 
※3:マレーシアは唯一、国の組織(マレーシアイスラム開発局(JAKIM))で認証しています。ハラムである豚、アルコールの成分を含む食品や飲料は認証を取得することができません。

※4:ハラル認証マークの例
 












教えを守るって大変そう。となかなか理解できなかったのですが、そこはもう生活の一部、感覚的なものなんだそうです。
私も嫌なものを口にすることはできないですが、そういったことなんです。。。

そして、ムスリムの方が安心して口にすることができる=私たちも安心して口にすることができるということでもあります。


イスラムマーケットへの第一歩です。
ビーグッド・テクノロジーは、日本企業の皆さまに
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